空手道とは

空手道の歴史と現状

空手道は突き・打ち・蹴り・受けなど、全身を用いて理不尽な暴力から身を守る護身の術として沖縄で生まれ発展してきました。

この沖縄で生まれた空手道が1922年に日本本土に伝わり、他の武道の影響を強く受けながら、各派独自の創作を加え、多くの流派が生まれました。

その中でもいち早く理論体系・技術体系・指導体系を確立した「松濤館流」「剛柔流」「糸東流」「和道流」が最も普及・発展しており、この4つをもって空手道四大流派と呼ばれています。

そして、四大流派を中心に細かく分かれていた各組織が大同団結し、1964年に全日本空手道連盟が結成された事により、日本はもちろん全世界へと空手道が普及されたのです。

現在、世界空手道連盟(WKF)は、国際オリンピック委員会(IOC)の正式承認団体となっており、加盟国は世界175ヶ国までに至っています。

理想的な体育として、スポーツ競技として、護身術、精神修養を重視する武道として等、様々な側面を合わせ持つ空手道、様々な方面より評価を得るとともに多くの気持ちが寄せられています。